JOYオルタナティブフリースクールが考える「非登校」と「不登校」

JOYオルタナティブフリースクール

🏫 JOYオルタナティブフリースクールが考える「非登校」と「不登校」

──違いを理解し、子どもたちの今に寄り添うために


🌱 1. 「非登校」と「不登校」──その違いは何か?

「学校に行かない」と一言で言っても、そこには大きく分けて二つの背景があります。
それが、「非登校」と「不登校」です。

  • 非登校:学校という場所に物理的に通わないという、主体的・選択的な在り方。

  • 不登校:行きたくても行けない、あるいは行かなくなってしまったという、内的・外的な困難が背景にある状態。

どちらも「登校していない」という事実は同じですが、当事者の気持ちや社会の向き合い方がまったく異なります


🔍 2. JOYが目指す「どちらも否定しない」居場所づくり

JOYオルタナティブフリースクールは、
どんな理由であれ「今、学校という枠組みにフィットしない子どもたち」にとって、
安心して過ごせる「第3の居場所」を提供することを目的としています。

  • 「自分で選んで来ている子」も

  • 「傷ついて、心の休養を求めている子」も

そのどちらも、「今の自分に合った学び方をしている」大切な存在です。


⚖️ 3. 法的に見た「登校義務」の誤解と真実

ここで一度、学校に行かないことが“違法なのでは”という誤解に向き合ってみましょう。

✅ 義務教育は「親の義務」であり、「子どもに通学義務はない」

日本国憲法第26条と、学校教育法によって定められているのは、
「保護者が子に教育を受けさせる義務」です。

つまり、学校に通うこと自体が義務なのではなく、
子どもが“教育を受ける権利”を持っているという考え方がベースです。

🔸 **法律上は、フリースクールやホームスクールなどでの学習も含め、教育を受けていれば「義務は果たされている」**と解釈されています。

文部科学省も2022年以降、「多様な学びの場の承認」を進めており、
フリースクールも正当な教育機会と見なされつつあります。


🧭 4. JOYが受け入れる「2つのタイプの子どもたち」

🟩 【非登校型】

自分の意志で、従来の学校という枠に合わないことを認識し、
代替教育としてフリースクールを選ぶタイプの子。
主体的・多様性志向型

🟥 【不登校型】

心身の不調、人間関係、いじめ、過剰な期待などで、学校に通うことが苦しくなってしまった子。
回復・安心志向型

JOYでは、これらを分け隔てせず、**今、その子に合った「安心できる学び」**を届けます。


💬 5. 保護者の皆様へ──焦らなくて大丈夫です

「学校に行っていない」という事実に対し、不安や罪悪感を抱える保護者の方も多いと思います。

でも、どうか安心してください。

  • お子様が学校に行っていないのは「問題行動」ではありません。

  • 法的にも、教育の場を選ぶ権利は保護者と子どもにあります。

  • フリースクールという選択は、回避でも逃げでもなく、もう一つの「前進」です。


🛤️ 6. JOYの取り組みとサポート体制

  • 🧑‍🏫 ボランティア講師・起業家による多様な授業

  • 🧘‍♀️ 心と身体のケアを重視したプログラム

  • 🌐 地域を問わないオンライン対応

  • 💬 保護者への個別カウンセリングと情報提供


🌈 7. 最後に──「合わなかったのはあなたじゃない、システムのほうかもしれない」

教育は、誰か一人の型に合うように設計されていません。
だからこそ、合わないなら変えていい。選んでいい。

JOYオルタナティブフリースクールは、
「登校しない」という選択に寄り添い、
「あなたらしい生き方」に光を当て続けます。

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